ワクチン副作用のお話
以下内容を読むのに関して1つ前の記事も確認して下さい
情報収集をする上での注意を書いています
これだけが全てでは無いし、ここの情報が正解でも不正解でもありません
ワクチン接種が進みSNSでは多くの副作用情報がありますね
そりゃ不安になりますよね
SNSで検索をしてしまうと死亡例も出てきます
安全性が不安になりますね、当然の心理です
ではそれは本当にワクチンが原因ですか?
ワクチンが原因である医学的根拠はありますか?
逆にワクチンが原因じゃ無いという根拠はありますか?
という話ですね
治験中じゃないの?という話もありますが第3相(臨床試験)での安全性・有用性が評価され薬事承認がされています
その上で薬の持続性など長期的に臨床使用での情報収集、臨床試験が継続されています
日本でも日本人を対象に第1相、2相臨床試験をクリアし承認はされています
しかし臨床使用での情報が少ないというのはもちろん事実ですのでそこはご自身の判断で考える必要があります
長期的な情報に関してはまだ無いに等しいとも言えます
アストラゼネカ社の血栓問題に関してですが、これに関しては明らかに接種者に多く発症があったためワクチンの影響として報告されました
また一般的にできる血栓とはタイプが違い珍しいためにワクチンの影響の可能性が高いと報告されたのだと思います
厚生労働省の報告では今現在(2021年8月26日)
「ワクチン」が原因の死亡例はなしと報告されています
ワクチン接種後に亡くなった人はいてもそれがワクチンが原因だという医学的根拠がないということです
ワクチン接種後に亡くなった=ワクチンが原因で亡くなった
では無いのはまず理解するべきです
じゃあ絶対的にワクチンが原因じゃ無いですか?
という話ですが
これもまた「絶対的」では無いです
これに関しては長期的に情報を集めていくしか無いため今こうです!という根拠を示すことができません
どうゆう時にワクチンが原因とされるの?
っていう疑問なんですが
例えばワクチン接種後に「心筋炎」を起こしたとします
「ワクチンを打ったヒト」「打ってないヒト」で比較し
明らかに打ったヒトの群が発症率が高ければ「ワクチンとの因果関係を疑う」ことになります
今まで報告されたワクチン接種後の死亡例において現状そこまでの情報量がなく医学的に見ても「明らかにワクチンが原因の死亡例がない」という結論に辿り着きます
ちなみに長年使われているインフルエンザワクチンですら今現在に至るまで明らかなワクチンが原因の死亡例は無いと報告されています
次に一般的に起こり得る副作用に関してですが
重篤で注意が必要ですが起こる頻度は稀なのが
これ自体の症状などに関しては調べればすぐに出ますので各自調べてください
そしてこれはコロナワクチンに限った副作用ではありません
ある成分に対しアレルギーを持つ人であれば誰でも起こる可能性はありますしそれこそその辺で売っている市販薬でこのようなことが起きる可能性もあります
コロナワクチン「だから」という副作用ではありません
迅速に対応が出来れば死に至ることはありませんが気道浮腫(呼吸ができなくなる)や血圧低下などが起こるため心停止や対応遅れによる死亡の可能性は否定できません
ワクチン接種会場ではこれらの初期治療に対応できる薬剤が準備されており迅速な対応が可能であること、この症状は薬剤の場合は比較的早期に発症するため接種後15分間はその場で経過観察をしています
過去にこのショック症状に至るまでの「重篤」なアレルギー反応を何かしらで起こしたことのある人は慎重に検討する必要があるのと、少なくとも大規模接種会場での接種ではなく病院やクリニックでの接種を考えた方がいいです
痒くなるよ、赤くなるよ程度の軽いアレルギー症状の経験のみであればそこまで慎重になる必要はありませんが体質的にはリスクはありますので注意は必要です
そのほか、多くの人に認められるのは
接種した腕に筋肉痛と同等の症状
接種部位の赤み、腫れ、痒みや発熱などです
筋肉痛の症状に関してはもう耐えるしかないです(笑)
腕が上がらなくなったりするので利き手とは逆の腕に打つことをお勧めします
あとはワンオペ育児中の方や子どもが小さく夫婦のみの世帯で助けてもらえる人が近くに居ない方は、子ども抱っこなどに影響が出ると思います
多分抱っこできない・・・・
その他の症状も含め夫婦で同日に打ち二人とも副作用が出てしまった場合は共倒れの可能性があるため可能であればご夫婦別日に打った方がいいかもしれません
※私の知り合いで夫婦同日に打って共倒れた人がいます(笑)
赤み・腫れ・痒みに関して
前の記事で書いたようにmRNAワクチンは脆いので接種部位を強く揉んだり刺激を与えてしまうと壊れてしまい効果が薄れてしまいますので掻いたり痒いからと言って叩いたりはしないようにし、軽く冷やしてあげると症状が緩和されます
発熱に関して
1回目からでる人もいるので油断は禁物
熱に関しては解熱剤の使用は問題ないです
市販のもので大丈夫ですし成分も自分がアレルギー無ければ特にどれを選んでも問題ないです
一時期ロキソニン等のいわゆるNSAIDsの薬は良くないと言われてましたが医学的根拠はないため特に使用に問題はなくCDCや厚生労働省も服用可能としています
カロナールなどのアセトアミノフェンは鎮痛効果は弱いため頭痛もある人はロキソニンの方が効果が期待できます
ロキソニンは鎮痛作用もあるので上記のように頭痛のある場合にお勧めです
アセトアミノフェン系は肝臓で代謝されるため肝機能障害のある人は避け、ロキソニン系は腎臓で代謝されるため腎機能障害のある人は避けて下さい
またロキソニンは胃腸に影響が強いため胃腸が弱い人は避ける、アセトアミノフェンで効果なくどうしてもロキソニン飲みたい人は胃腸薬と併用して下さい
と書きましたがそもそも何か治療中の病気を持っている人や、病院での処方薬を常用的に飲んでいる人はそのかかりつけの医師に接種に関してと副反応時の薬に関してはちゃんと相談して下さい
どのくらいの確率?とか副作用いつから出ますか?という質問も多く受けますが
これに関してはどうしても「個人差」があるので個々に対して答えることはできません
副作用は早ければ当日にも出ますが接種時間にもよります
強い副作用は接種翌日の人が多く、だいたいが1〜2日くらいで改善します
どの副作用も数ヶ月も続くようなものは報告されていません
アレルギー情報に関しての追記になりますが
コロナワクチン(mRNA)にはポリエチレングリコールが含まれます
安全性の高いもので、化粧品などに多く使われているのと医療現場で多く使われています
アレルギーって感作と言う作用によって大人になってから出たりするものがあります
感作は簡単に説明すると何度も繰り返し取り込むとそれに対する反応が徐々に強くなっていく現象を言います
すごく分かりやすく言うと、桃が好きだからと大量接種を続けるといつかアレルギー反応を起こす可能性が出てくるというものです
以下信憑性は定かではありませんが・・・・・
医療従事者の優先接種が始まった当初、今よりもアレルギー反応の副作用報告が多くありました、また副作用は男性より女性の方が多く出ているとも言われていました
これは女性は普段から化粧品を繰り返し使用しており男性に比較しポリエチレングリコールに対して感作が起きている可能性が高いことや、医療従事者も一般人に比較しこれに触れる機会が多く感作が起きている可能性が高いため医療従事者や女性は比較的にアレルギー反応が起こりやすいのではと言われています
このポリエチレングリコールは脆いmRNAを体内に運ぶために守る役割とてして使用してますがアストラゼネカのウイルスベクターワクチンはこれを使用するのではなく体に害のないウイルスの中にコロナウイルスの設計図を組み込み投与するためポリエチレングリコールにアレルギーがある人でも打てるワクチンになります
(アストラゼネカのワクチン投与には条件があり誰でも打てるわけではありませんが)